●調査概要
[Point]
●健康(健康食品・運動・フィットネス)について興味関心が高い記事は「消費者の口コミ・体験談(61.4%)」「テクニック(52.5%)」が10テーマ平均同様トップ2を占めた。
●健康に詳しい「専門家レビュー(45.5%)」よりも「消費者の口コミ・体験談(61.4%) 」のような生の声を重視する傾向が明らかになった。
[Point]
●健康(健康食品・運動・フィットネス)記事を読んだ後の気持ちは、 「驚いた(34.4%)」「誰かに話したくなった(34.4%)」「楽しかった(33.3%)」が上位に。
●特に「誰かに話したくなった(34.4%)」は、10テーマ平均(32.1%)をやや上回る結果だった。元々健康情報は、幅広い世代の興味関心事であり、共通の話題になりやすいテーマだ。今後、企業やマーケターは 「周囲に共有する」という行為につながる話題作りの工夫が求められる。
[Point]
●健康(健康食品・運動・フィットネス)記事を読むメディアは、「ネットニュース(77.2%)」が他項目を引き離して最上位に。
●「ネットニュース(77.2%)」「ニュースアプリ(40.6%)」「新聞社系ニュースサイト(30.7%)」はそれぞれ10テーマ平均を上回っており、日常的に接触するニュースメディアから健康情報を入手する割合が高いことが明らかになった。
[Point]
●健康(健康食品・運動・フィットネス)記事を最もよく読む時間について聞いたところ、「仕事や家事のすきま時間(46.5%)」「就寝前の時間(30.7%)」が上位に。
●また「あてはまるものはない(7.9%)」は、10テーマ平均の3分の1ほどの数値だった。替わって、それ以外の項目が10テーマ平均を上回る数値を示しており、健康に関する記事は各々のタイミングで読む意識が明確であることが数値で示された結果になった。
[Point]
●健康(健康食品・運動・フィットネス)記事を最もよく読む時間について聞いたところ、「自宅(68.3%)」が、10テーマ平均同様、最も高い数値を示した。
●(問4の)時間を問う設問では「仕事や家事のすきま時間」にも反応が示されていたが、場所を想定した本設問では、自宅以外の外出先の項目は少数派となった。
[Point]
●健康(健康食品・運動・フィットネス)の商品・サービスについて、スマホで最も購入や予約をする場所を聞いたところ、「自宅(64.4%)」が、ダントツで高い数値を示した。
●スマホでのネットショッピングは場所を問わないはずであるが、購買や予約の行動は自宅で行うという意識が根強いことが表れている
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●健康(健康食品・運動・フィットネス)に関して最も興味関心が高い動画はどれか聞いたところ、「テクニック(21.8%)」が群を抜いた。トレーニング方法を指南する「テクニック」動画が人気なことも一因と思える。
●また「この分野の動画を視聴することはない」も高い数値を示していることからWeb動画で健康(健康食品・運動・フィットネス)情報を取得するという意識形成はまだ発展途上ということも頭の片隅に置いておくべきであろう。