SCROLL DOWN

スマートフォンマーケティングに軸足を置いて、「コンテンツ質」と「コンテンツ量」を圧倒的に高めて成果を出す各種ソリューションを提供しています。アド、オウンドメディア、ソーシャルメディア上で展開されるコンテンツ戦略の立案から実行までを支援する頼れるマーケティング&テクノロジーパートナーです

ニュース

2020/01/11
スマホマーケ支援のカタリベ、マーケティング担当者に役立つ情報提供を開始
プレスリリース/報道関係者各位                                                    2020年1月10日
株式会社 カタリベ
 

スマホマーケ支援のカタリベ、マーケティング担当者に役立つ情報提供を開始
~インスタマーケ専門家の木村麗氏に聞いた売上を3倍にするインスタ活用術~


株式会社カタリベ(本社:東京都新宿区、代表取締役:永瀬義将、以下カタリベ)は、数々の有名アパレルブランドのインスタグラムマーケティング指導にあたる株式会社f.f.b 木村麗氏にインタビューを行い、企業が広告宣伝やPRでインスタグラムを活用する際のノウハウについてポイントをまとめ、発表しました。

[最新インスタグラムマーケティングのポイント]
・個人の主観やこだわりはNG!写真でいかに「ブランドの持ち味」を出すかがカギ
 インスタグラムは写真を通じてブランドイメージを表現する場。単におしゃれなスタッフが登場したり、プロに撮影したりしてもらえば良いかというと違う。個人の偏ったこだわり等でブランドの世界観と距離が出来てしまうのは逆効果だ。これまで築かれた世界観から離れずにイメージを提示することが重要。
 
・インスタ世代を動かすのは「リアル」。自分ごと化しやすいコンテンツを
 インスタグラムを利用する世代は、今日お昼に行くカフェでさえインスタグラムで探す。そこにはテレビや雑誌を通じたマスマーケティングにはない、身近で「リアル」な世界が広がっているからだ。インスタグラムで発信される情報は「リアリティがあり、宣伝集がしない、自分ごと化しやすい」コンテンツが好まれる傾向を見逃してはならない。
 
・水~金曜日の20~21時がゴールデンタイム。ストーリーやライブ配信を大いに活用して売上げを伸ばす
通常の投稿が9枚の写真でブランドの世界観を写真で表現する場だとしたら、ストーリーはタイムリーかつ気軽に発信する場だ。ストーリーは新規流入も期待できるので、更新頻度は多ければ多いほど良い。また週の後半(水~金曜日)の20~21時は視聴ユーザーが多いので、このタイミングでライブ配信を行うようにすることもおすすめだ。
 
※上記は木村氏へのインタビューをもとに、カタリベがポイントを抽出し再編集いたしました。木村氏へのインタビュー全文は以下でチェックできます。
 


※本インタビューは、カタリベが独自取材したオリジナルコンテンツです。また、先ごろ創刊されたマーケティング情報マガジン『Contents Innovation(コンテンツイノベーション)』に掲載された記事の完全版となります。
 
 
マーケティングマガジン『Contents Innovation』について
旧態依然の広告宣伝やPRが効かなくなった現在、企業が消費者と向き合う手段として「コンテンツ」に注目が集まっています。マーケティングマガジン『Contents Innovation』は、独自の企業文化や哲学を背景にコンテンツを生み出す企業や、SNS上の消費者動向に詳しい専門家にインタビューを敢行し、コンテンツマーケティング実践企業の“いま”に迫ります。
▼左:表紙、右:目次
 

 

 

    
※本マガジンのご希望の方は、以下のアドレスまでお問い合わせください
お問合せ先: info@katari.be

<企業情報>
株式会社 カタリベ / Kataribe,Inc.

 


 
カタリベは、スマートフォンマーケティングに軸足を置いて、「コンテンツ質」と「コンテンツ量」を圧倒的に高めて成果を出す各種ソリューションを提供しています。アド、オウンドメディア、ソーシャルメディア上で展開されるコンテンツ戦略の立案から実行までを支援する頼れるマーケティング&テクノロジーパートナーです
 
代表者    :永瀬 義将
所在地    :東京都新宿区新宿5丁目15-14INBOUND LEAGUE
設立    :2013年6月21日
事業内容:eマーケティング事業 / オウンドメディア化、コンテンツマーケティングの支援 / インフルエンサーを活用したPRネットワークの提供
URL    :http://corp.katari.be
 
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社カタリベ [担当] 奥原
メール    : info@katari.be
TEL    : 03-6750-7667(10:00~18:00)
 

ノウハウ

2020
1 / 9
インスタマーケで売上3倍! 成功の秘訣は、トレンドタグとライブ配信の活用にあり
Category:インタビュー

株式会社f.f.b 木村 麗 氏

サザビーリーグ、シップス、ビームスを始めとし、数々のファッションブランドや企業を対象に、インスタグラムを活用したマーケティング(以下、インスタマーケ)指導にあたる。
「インスタグラムのライブ配信だけで数億円売り上げているファッションブランドもある」(木村氏)など、企業が効果的にインスタグラム活用をする事例を多く知る木村氏に、インスタマーケ成功の秘訣と今日から企業が取り入れられるポイントを教えてもらいました。
 
 
 
ランキング圏外から全国2位へ
 
カタリベ: 現在有名ファッションブランドを中心に、さまざまな企業にインスタマーケの指導をされていますが、今の仕事に至るまでの経緯を教えてください。
 
木村様: f.f.bは8年前に、一般の方に商品を身につけてもらいその画像データをECサイトと紐づける、「WEAR」(※ZOZOテクノロジーズが運営するファッションコーディネートアプリ)のようなサービスを始めました。写真のノウハウを本格的に学び始めたのはこの頃からです。その後位置情報を活用し、洋服の写真から販売店舗に誘導するアプリをリリース。参画ブランドを開拓し、ブランドから新作が出るたびにお店に行き商品写真を撮影するようになりました。
 
全部で200ほどのブランドを扱っていたので、撮影にかけられる時間は1ブランドあたり10分程度しかなく、この時にインスタマーケで重要な、いかに短時間でクオリティの高い写真を撮影するかという技術を身につけました。
 
そうしているうちに、参画ブランドの一社であるシップスさんから、「○○店舗のブログで使いたいので写真をもらえないか」と言われ画像データをお渡しするようになったんです。すると、それまで全国の月間売上ランキングで圏外だったその店舗が、なんとトップ10にランクイン。
 
これを機に、撮影方法を教えてほしいと依頼をいただき1〜2ヶ月指導を続けた結果、ついに全国2位になりました。
 
これはビジネスとして成立するのではと可能性を感じ、シップスさんのように撮影で困っていそうなクライアントを探し指導を始めているうちにインスタグラムが流行り、今に至ります。
 
カタリベ: それはすごい成果ですね。ご自身ではどうして木村さんの写真が売り上げに貢献したと分析していますか?
 
木村様: 一つは私自身、写真に対してこだわりがないからだと思います。企業アカウントの場合、”映える写真”を撮るには、担当者の主観やこだわりよりも、どうやってブランドの持ち味を生かすかの方が重要になります。
 
よく企業さんからは、インスタグラムの担当者はオシャレな人が向いていますか? 一眼レフ経験者の方がいいですか? と質問をいただくことがありますが、実は全く関係ありません。
 
逆にこだわりが強いと、その人の色が出すぎてせっかく築き上げたブランドの世界観から離れてしまうことがあります。
特にインスタグラムは写真を通じてブランドイメージを表現する場なので、世界観の統一は気をつけたいポイントです。
 

企業向けセミナーも多くこなす木村氏

 

狙うはビッグワードよりもトレンドタグ
 
カタリベ: まだインスタマーケに取り組めていない、もしくは、取り組んでいるもののうまくいっていない企業も多いと思います。木村さんは、どうして企業はインスタマーケに力を入れるべきだとお考えですか?
 
木村様: インスタグラムを積極的に利用する世代は、「リアル」に価値を見出すんですね。そのため以前のように、雑誌やテレビを通じたマスマーケティングが響かなくなってきています。自分ごと化しにくいからかもしれません。
 
その意味でインスタグラムはすごく身近でリアルな世界です。今日お昼に行くカフェでさえインスタグラムで探す世代なので、インスタグラムを効果的に活用できれば、集客や新規顧客開拓に大きく貢献します。
 
また今はShopNowという機能があり、インスタグラムから自社ECサイトへの誘導も可能です。「リアリティがあり宣伝臭がしない」とユーザーが感じるインスタグラムからの誘導はすごく自然な導線なので、EC事業者にとっては欠かせないツールだと考えています。
 
カタリベ: 多くの企業がインスタグラムを使うと、その分競合も増えることになると思います。どうやったら効果的にインスタグラムを使って集客や新規開拓につなげられるのでしょうか?
 
木村様: ユーザーの多くは、「タグ検索」から新規のアカウントに出合います。タグは一つの投稿につき全部で30個までつけられます。ポイントは、いかに「トレンドタグ」をつけられるか
インスタグラム内に「タグ」カテゴリがあり、ここからトレンドタグを探していきます。
今ですと、「秋ファッション」が該当します。
 
また「秋ファッション」の下に関連タグがありここにも検索頻度の高いタグが並ぶので、こうしたトレンドタグをどんどん活用していきます。
もう一つのポイントとして、「日本語のタグ」をつけることも重要です。やはり日本人は日本語で検索することが多いからです。投稿時間は「ゴールデンタイム」と言われている20時〜21時がベストです。

 

 

トレンドタグ・関連タグ例

 

ライブ配信で売上3倍。数億円単位の事例も
 
カタリベ: インスタグラムのなかでもストーリー(※24時間で投稿が消える機能)は特に人気があります。効果的な使い方があれば教えください。
 
木村様: 通常の投稿が9枚の写真でブランドの世界観を表現する場だとしたら、ストーリーは、タイムリーかつ気軽に発信する場になります。ストーリーを通じた新規流入も期待できるので、更新頻度は多ければ多い方が良いです。
 
特にオススメしたいのが、ライブ配信。ECサイトを運営している事業者ですと、ライブ配信をやるかやらないかで、売り上げが1.5〜3倍程度変わってきます。特に週の後半(水曜日〜金曜日)、20時以降は視聴ユーザーが多いのでこのタイミングでライブ配信を行うようにします。
 
事前に「この日にライブ配信をします」と告知したり、ファンが一定層ついているスタッフが配信する場合には、「何時から○○さんが配信します」とより具体的なアナウンスをしておくと、さらに視聴率アップが期待できます。
 
またファッションの場合は、身長の異なるスタッフ複数人で紹介するとよりイメージがつきやすくなるので、こちらもオススメです。ライブ配信だけで、数億円規模を売り上げているファッションECサイトもあるほどです。
 

インスタライブ配信例

 
 
カタリベ: 他にもオススメのストーリー活用法はありますか?
 
木村様: 質問機能やアンケート機能を使うのも良いと思います。通常の投稿と違い、ストーリーではコメントしてもアカウント名が表示されないので、ユーザーが気軽にアクションしやすいというメリットがあります。なので実は、「こういう商品を作って欲しい」「この色が可愛い」といった要望が多く送られてくるんです。
 
あるブランドはストーリーのアンケート・質問機能で集めた結果を元に妊婦さん向けの商品を開発し販売したところ、大ヒットしました。
あまり知られていませんが、ストーリーで投稿したものをハイライトとして残しておける機能があり、それら一つひとつに表紙をつけることができます。このハイライトは、ファーストインプレッションとして視界に飛び込んでくるので、表紙がオシャレかオシャレじゃないかによって、フォロワー数が大きく変わってきます。ぜひブランドの世界観に合った表紙をつけてみてください。

 

 

 

ハイライト機能に表紙をつけているインスタアカウント例

 
 
カタリベ: 最後に、インスタマーケを成功するためにここだけは抑えてほしいというポイントがあれば教えてください。
 
木村様: 冒頭と重複しますが、一つは写真をベースとするインスタグラムの場合、特に企業アカウントは、いかにブランドの世界観を出せるかが重要になってくるので、担当者個人の色が出過ぎる投稿にならないよう気をつけていただきたいです。担当者は一人よりも複数人いた方が、常に客観的な視点でアカウントを運用していけるので良いと思います。
 
またこれはよくクライアントにもお伝えしているのですが、インスタグラムを成功させるための秘訣は、いかに写真のストックを持っておけるか。
 
9枚の写真で世界観を表現する場なので、できれば1ヶ月分ほどストックがあると、どういう見せ方ができるか考えながら更新しやすいので良いですね。
 
手持ちの画像がなければ、「こういう写真を撮ろう」というアイディアでも十分です。ECや店頭での販売タイミングに合わせてどんな写真を掲載するか、計画性を持って更新していけると良いと思います。
 
 
取材・文:公文紫都
写真:木村麗氏提供
2019
12 / 20
中川政七商店が、数ある広告施策の中でネイティブアドだけに取り組む理由
Category:インタビュー

 


全国に50を超える店舗を構え、注目度の高い商業施設への出店が相次ぐ『中川政七商店』。
「日本の工芸を元気にする!」という一貫したビジョンのもとに、その商品づくり、店舗展開、コミュニケーションに業界内外から注目が集まっています。
今回は、オフライン・オンラインのタッチポイントにおけるコミュニケーションを監修する緒方氏に、中川政七商店流の顧客との向き合い方や、デジタル世代を取り込むネイティブアド施策について、お話を伺いました。

工芸市場を牽引する覚悟をもつ「創業300年のスタートアップ企業」

カタリベ: 中川政七商店は、「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに掲げ、工芸をベースにした生活雑貨の企画製造・販売をされています。
また、工芸市場全体を盛り上げる合同展示会の開催や、全国の工芸メーカーを支援する「コンサルティング事業」まで手掛けられています。正直ここまでやるのか!と驚きました。
 
緒方様: 我々はよく自分たちで「創業300年のスタートアップ企業」だと言っているんですが、それは過去の歴史や事業にとらわれないことで生き残ってきた自覚があるからです。

もともとは奈良で高級麻織物を扱う商店として出発しました。僧侶の袈裟や武士の裃、茶道具の茶巾などに重宝されていましたが、時代の変化にともない市場は縮小、作り手も減少していきました。そこで茶巾づくりを突破口に茶道具の製造を手掛け、また麻織物を使ってタペストリーやコースターなどの雑貨づくりへと広がっていきました。
 
最初は百貨店などでの卸販売がメインでしたが、ものづくりの想いを「正しく伝える」ためには、自分たちで直接お客様に届けなくてはならない、という考えのもと、SPA(製造小売)に転換していったのです。

本当にお客様が必要としているものは何か、正しい値付けはいくらなのか、真剣に考え抜いてものづくりをしていかないと生き残れないと感じていたのだと思います。
 

株式会社中川政七商店 取締役 コミュニケーション本部 本部長 緒方恵氏


カタリベ: なるほど。そういった自社の事業転換やブランドの再構築が礎になって、現在の事業につながるのですね。現状のマーケティング活動について詳しく教えていただけますか。
 
緒方様: 当社では「マーケティング」という言葉を使いません。少し説明をさせていただくと、マーケティングという言葉自体が中川政七商店らしくないと考えているからです。
 
素晴らしい商品を生み出せるようにものづくりに向き合い、それの価値や意味を適切にお伝えする。その先に新しいマーケットや大きいマーケットが生まれるということはもちろんあると思いますし、意識もしていますがスタンスはあくまで「工芸及びそれに紐づく文化・風習が残る、ということは悪くないことだと思ってます」というような感覚なのでマーケティングを「商品が効率的に売れるように行う企業活動の総称」や「マーケットを作ること」という解釈をした場合、どうしても僕ららしい目線の言葉ではないと感じてしまうからです。

よって、社内では「つくる」「伝える」という言葉でそれらを表現しています。
それがそのまま組織図でもありますが、事業活動は大きく「つくる」「伝える」「支える」の3つに分けられています。
 
この中で私はお客様と接点となる「伝える」について日々取り組んでいるわけですが、具体的には、店舗・EC・自社メディアに関わる施策を動かしている部門になります。私個人の役割としては、もちろん「つくる」「支える」とも連携を図り、全社で良いコミュニケーション活動が出来るような体制を作っています。

ことばが “らしさ” を形作る
 
緒方様: マーケティングという言葉は使わないという話もある種そうですが、言葉の定義づけは、特にこだわってやっているところになります。
 
よく、言葉は言霊になると言われますが、当社の価値基準や中川政七商店らしさを正しく伝えるためのものさしになりますから、大事に扱っています。これまでに数千語の定義づけと、言葉づかいのルール(漢字・平がな、片かな、送りがなの使い方に至るまで)を決めてきました。

例えば、現在お中元のシーズンですけれども、関連性の高い用語として「ギフト」がありますよね。デジタルの世界では検索回数が多い、いわゆる「ビッグ・ワード」をページや広告に使用して、SEOや集客効果を高めるというのが定説です。
 
当社の場合も「ギフト」という検索語でのウェブサイト流入は非常に多いのですが、ギフトという言葉は使っておらず「贈りもの」という表現に統一しています。「贈り物」でもなく「贈りもの」としている理由は、「物=プロダクト」に引っ張られてほしくないなと。
 
季節のごあいさつという気持ちものせた、日本の文化ですから。そういった細かいニュアンスをくみ取った表現の積み重ねがブランドになると思っています。
 
また、こうして定義された言葉は、ウェブサイトのみならず、店頭のポップに至るまであらゆる場面で同じ言葉を使うことを徹底しています。なぜそこまでやるのか、そんなことをしたら表現の幅を狭めて仕事がしにくくなるのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そんなことは無いのです。しっかり共通認識を持った言葉をもっているということは、結果的に意思決定や作業効率も高まるのです。
 
カタリベ: 意思疎通がスムーズにできて、コミュニケーションコストが下がるという理由は納得です。他にも言葉にこだわる理由があるのでしょうか。
 
緒方様: 言葉の定義づけによって「再現性が高められる」と考えています。別の言葉を引き合いに出すと、当社では接客のことを「接心好感(せっしんこうかん)」という言葉で表現しています。これは店舗スタッフも巻き込んで考えた完全オリジナルの造語になります。

良い接客とは何か?を突き詰めていったときに、“お客様に接する”だけでは良い接客を言い表すことはできないよねというところから、政七流の良い接客とは何か議論を重ねました。
 
結果「お客様の心に接し、好感(信頼)を得る活動」が我々の考える接客であるというところに到達しました。行動指針にも近い「接心好感」という言葉が出来たことで、スタッフ全員が共通の価値観の元に、お客様に対してコミュニケーションが取れるということが、先ほど申し上げたような「再現性」につながるのだと信じています。
 


広告には頼らず、お客様にとって便利な接点を用意することが大事

カタリベ: 以前、中川政七商店は「広告活動を行わない」という記事を拝見しました。緒方様はオンライン・オフラインに関わるコミュニケーション活動を担っておられますが、広告に頼らずに顧客接点をどう作り出しているのでしょうか。
 
緒方様: 当社の製品は生活必需品ではないので、来店していただく「きっかけ」づくりは必要不可欠です。とはいえ、むやみやたらに広告を打って新規顧客を獲得するようなことは一切していません。
 
お客様にとって必要のない情報を一方的に届けられても、それはノイズにしかなりませんよね。そうではなく、お客様が当社に対してどの程度共感しているのかを独自に定義して、共感の度合いによってコミュニケーションの接点や方法を分けて施策を考えています。
 

 
カタリベ: お客様との関係値はなかなか定量化しづらいところかと思いますが、どのように分類されているのですか。
 
緒方様: 「購入商品」や「購入頻度」などによって、お客様のステータスを分類しています。お客様のステータスによって、中川政七商店の何に価値を感じているのか、それに対してどのような接し方をすればいいのかが異なります。
 
より関係を深めるためには、ステップバイステップで、お客様自身がその時に欲している情報を選択できる状態を作らなければならないと考えています。

ネイティブアドを活用して、ライトユーザーに歩み寄りも

カタリベ: お客様との向き合い方についても、しっかり言語化・イメージ化されているのですね。さて、まだ中川政七商店についてそこまでよく知らないユーザーや、関係構築が「ライトな中川政七商店ファン」に対しては、どのようにアプローチしているのでしょうか。
 
緒方様: 先程少しお話しましたが、どんなステータスにいても「きっかけ」づくりは重要です。「ヘビーな中川政七商店ファン」に対しては、当社のウェブサイトやアプリでコミュニケーションがとれるのですが、そうではないお客様にはこちらからの適切なアプローチも必要です。そこで数年前からLINE@やネイティブアドへの取り組みを始めました。
 
カタリベ: 2年前からネイティブアドのお取組をご支援させていただいていますが、カタリベをパートナーに選んでいただいた理由をお聞かせいただけますか。
 
緒方様: 最初に営業に来ていただいた時から、カタリベが考えるコンテンツマーケティングの世界観* と私が考えていたそれが近しいものだったということが理由でしょうか。
 
*カタリベは「モノから物語へ、そして体験談へ」をスローガンに、世の中にオリジナルコンテンツが増えて、企業とユーザー双方にとって有益な情報提供・情報消費が行われる世界を目指しています
 
ネイティブアドはその名の通り「広告を自然に溶け込ませることで、ユーザーにコンテンツの一部として見てもらうことを目的とした広告」なのでユーザーにとってノイズになりにくいかつ、ユーザー自身が興味を持って初めてコンテンツに触れてくれるという点でも、広く告げる=広告とは異なる手法だと考えています。
 
何より、デジタルにおいても「接心好感」に適うコミュニケーションを実現していきたいので、その手段としてネイティブアドを選択したと言えます。逆に言うと、広告はこれしかやってません。

また、コンテンツ自体も「店長へのインタビュー」など、売らんかなが前に出るものではなく、あくまで「よかったら是非」というスタンスを守りやすいのもいいなと思ってます。
 
カタリベ: ネイティブアドは企画設計や運用で差が出る手法かと思いますが、工夫している点などありますでしょうか
 
緒方様: 初めにお話したようにネイティブアドで接点を持ちたいお客様の層を「ライトな中川政七商店ファン」に置いているので、そこをぶらさずにコンテンツやクリエイティブをカタリベさんに一緒に考えてもらっています。
 
なんとなく中川政七商店のことを知っていたり、利用したことがある方の2回目を後押しできるような展開を望んでいます。また運用に関しては、コンテンツによって掲出メディアや露出量を変更したり、コンテンツ自体を変更したりして知見をためています。
 
余談にはなりますが、カタリベの営業さんがもともと中川政七商店のお客様だったので、よりお客様目線で企画や運用に携わってもらえているので助かっています。
 
カタリベ: 詳しいお話を聞かせてくださり、ありがとうございます。最後に、今後の展望など伺えますでしょうか
 
緒方様: 会社のビジョンである「日本の工芸を元気にする!」を実現するために、日本文化継承の担い手でありたいと思っています。具体的には工芸市場をかつての3000億円規模に戻すという目標を掲げています。これは自分たちだけが成長するのではなく、コンサルティングした会社と共に達成していきたい目標です。
 
個々の会社が経営、ブランディング、デザイン、ものづくりに取り組んで、自立して販売する力をつけていただくことが目標達成には必要不可欠です。もちろん我々がその一翼を担う形で、リードしていけたらと考えています。その結果、お客様に選択肢を多く提供できることが望みです。

※ページ上の各種情報は、取材時(2019年7月時点)のものです
 

サービス

店舗KatariPRESS
お店のホームページ 専門知識一切不要、手軽に、安価に
高品質のスマホ対応したホームページが作れます!
KataribeCMS
ネイティブアドを始めとしたスマホマーケ時代の
LPの生成・運用をサポートする CMS型のソリューションです。
KatariPRESS
誰でも、手軽に、簡単に
顧客のための出版社
オウンドメディア構築CMS

動画

事例

もっと見る

会社概要

会社名 株式会社カタリベ
英文名 Kataribe,Inc.
所在地 〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目15-14INBOUND LEAGUE
設立年月日 2013年6月21日
役員 代表取締役社長 永瀬義将
資本金 54,649,248円(資本準備金含)
事業内容 ・eマーケティング事業
・オウンドメディア化、コンテンツマーケティングの支援(Kataribe)
・インフルエンサーを活用したPRネットワークの提供(Soendo)

メッセージ

モノから物語へ、そして体験談へ

株式会社カタリベのホームページにアクセス頂き、誠にありがとうございます。 当社は、2013年に設立致しました、企業のeマーケティングを支援する会社でございます。 katari.beを中心とした自社独自サービスによるご支援、パートナー様と連携したサービスによるご支援を行っております。

支援活動において常に重きを置いておりますのは、企業・パートナー様の費用対効果を徹底的に追求出来ているかどうか、という点です。 企業活動の中では、カタリベ社ならではの価値提供・価値創出が出来ているかを、存在意義の中心に据えております。

昨今、我々を取り巻く経済及びマーケティング環境は大きな変化を迎えております。 端的に申し上げますと、貨幣経済から価値経済へと世界観がシフトしていると考えております。 そうした環境下では、「企業のブランドを物語とし、消費者が語り継いでいる形」が、あるべきマーケティングの姿であるとの想いから、「株式会社カタリベ」は誕生しました。

周知の通り、スマートフォンやソーシャルメディアの爆発的な普及により、消費者の情報接触機会の増加、情報そのものへの接し方にも大きな変化が起こっています。 そんな中、eマーケティングにおいても従来のPCを中心としたものから、スマートデバイスを中心とした新たな手法への変革が強く求められています。

また、デバイスだけではなく情報の伝え方にも変化が起こっており、「モノからコトへ」へのシフトの重要性が高まっているといえます。 私は カタリベを通じて「モノから物語へ、そして体験談へ」この形を創りあげて行きます。 そうした「カタリベ流のマーケティング」の実行を、企業そして消費者へと届けることが使命であると考えております。

既存のアドネットワークやリスティングなどの仕組みを否定するのではなく、有効活用しつつ、未充足な仕組みは自らで産み出していく。 ビジネスを創り、webを中心としたサービスを創り、ソリューションを構築していく。これを会社全体だけでは無く、個々でも実行出来るeマーケティングのプロ集団でありたいと考えております。 そして、そんなプロ集団が創りあげたソリューションやサービスといった仕組みを日本中に広めたい。

そんな想いを胸に、お客様のeマーケティングの費用対効果を高め、事業の生産性を向上させ、企業価値や社会的信用力の向上に、より一層努めてまいる所存です。今後とも一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
永瀬義将

 

お問い合わせ
サービスの申し込み、お問い合わせはこちら。